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ダブルクロス2nd シナリオ『暖炉への侵略者』

▼その他ネタ
・「暖炉への侵入者」について
 「暖炉」とは「居間=家族の集まる暖かい場所」の暗喩で、そこへの侵入者ということで、家庭の幸せに踏み込むあつかましい不届き者という人物を示そうとしています。
 GMは"暖炉への侵入者"を「子供の願いを叶えるいい人」ではなく「自分の利己的な理由で、子供の利己的な願いを叶え、結果それ以外いろいろなものの部分を壊してしまう悪」として捉えて描いてください。
 なお"暖炉への侵略者"という二つ名は、クリスマスの夜に赤岩四太が自ら名乗って「願いを叶えてくれる男」という都市伝説となり、一方で幼児誘拐の主犯へのコードネームになりました。

・このシナリオについて
このシナリオは、情報判定周りのシステムと、ボスについての設定が少しあるだけのシナリオです。ストーリーは、PCが作って欲しい。というかんじのことをプレイヤーに伝えるといいかもしれません。
またプレイヤーの侵食値上昇具合によっては、シーン数が多すぎることがあります。との場合トリガーイベントと情報収集イベントを同時に行わせたり、いくつかの情報項目を統合していっきに情報を渡すようにしてください。情報項目【戦闘ヘリ】【〜と戦闘ヘリ】を統合すれば大幅にシーンを少なく出来るでしょう。

・PC3と赤岩四太
 PC3が赤岩の娘を殺した出来事は「事故」として処理されている為に、赤岩はPC3が娘を殺した人物だとはしりません。(情報収集の結果によっては、PC3も知らないでしょうが)。PCがあえてこの情報を赤岩に教えた場合、彼は「人は死ぬ。それは仕方ないことだ。そして死んだ人間は生き返らない」といいつつも「しかし、娘の仇をとらないわけには行かない」とPC3を優先的に狙うようになります。しかし、ほかのPCが邪魔ならばそちらに攻撃します。赤岩は戦闘のプロなのです。

・PC4のシナリオ的役目とは
 GMはPC4にmUGNやFHとは違う側面からこの事件を追ってもらうと、いう役目を担ってください。
しかしその為に他のPCと違い、PC4はこの事件に絡む動機も、因縁も弱くなっています。よってPC4はシナリオへのモチベーションが上がりにくいかもしれません(対策として情報収集が有利になりようにシナリオアイテムを渡していますが)。
PC4のモチベーションが下がっているようだと判断した場合「春日恭二が情報を集めにPC4のところに来る」というシーンを作っても良いでしょう。ここでの春日恭二はエキストラ扱いです。煮るなり焼くなり好きにしつつ、他のPCとの合流を促したり、情報を渡すなど演出するといいかもしれません。

・バトル:戦闘ヘリ
 戦闘ヘリを倒すと兵士として鍛えられた子供達が出てくるが、この戦闘では「倒したと思ったら復活するキャラ」が赤岩四太とペンギンとで二体いることになり、PCの面子や侵食値によってはかなりきつい。様子を見て、戦闘ヘリからは彼らが出てこないということにしてもよいかも。

・都築京香のシナリオ的役割
 プレイヤー達のクライマックスへのモチベーションを落としそうな危険な存在、都築京香。こういうことしても、ダブルクロスだからまあいいかと思ってやってます。GMがやめたほうがよさそうだと思うなら、イベントシーン『プラン』はカットしたほうがいいかもしれません。
 ただしこのシナリオでは、タイタスにしたくなるロイスがほとんどありません(春日恭二と“暖炉への侵入者”が出来るようなできないようなというかんじ)。その為に分かりやすい悪役として都築京香を登場させてあります。
 イベントシーン『プラン』をカットする場合でも、シーンそのものをなくしてしまうよりも、どうやら都築京香がなんらかの「プラン」を策謀しているんだというのを匂わせ、ロイスをPC達にとらせると良いのではないでしょうか。


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